ライブ配信で余計な映像や音声が乗ってしまう事故についてたまに聞きます。
そういうものを防止するときに何を気をつければいいか、思いついたものを書いておきます。
不足もあるかもしれませんので、参考程度に。
音声周り
- 音声キャプチャデバイス
デバイス単位で音声をキャプチャしている場合は、音声ミキサーを確認し、どのようなソフトウェアからの音声を受け入れているかを確認し、余計なソフトウェアからの音声が入らないことを確認する。 - マイク
配信ソフトに入力されているマイクを確認する。
また、そのうえでどのような音が入っているかを確認する。
可能であれば、マイクに物理スイッチがあるとさらに安心。
映像周り
- カメラ
使わないwebカメラなんかは外しておきましょう。
使う場合も、写っている範囲や、カメラがずれた際に写りうる範囲に余計な情報が無いかを確認しましょう。
配信ソフト周り
- キャプチャ範囲を制限する
映像ならウィンドウ指定のキャプチャ、音声ならアプリケーション指定のキャプチャとキャプチャ範囲をできる限り限定することで、意図しないものが乗ってしまうことを回避する。
画面キャプチャは論外。
ソフト周り
- Discord
普段使いのアカウントと配信用のアカウントは分けるべきです。
配信モードをオンにする。
配信上必要な場合を除きゲームオーバーレイをオフにする。
視聴者に公開する場合はアクティビティステータス、オンラインステータスも隠すべきです。 - Steam
普段使いのアカウントと配信用のアカウントは分けるべきです。
Steamに関しては、ゲームをアカウントごとに買うのではなく、普段使いのアカウントと配信用のアカウントをライブシェアリングすることで、一方のアカウントで買えばもう片方でも利用できます。断言はできませんが、おそらくそこから普段使いのアカウントが見つかることはないと思います。
Steamオーバーレイをオフにする。
視聴者に公開する場合はプロフィール、オンラインステータスも隠すべきです。 - アバター表示用ソフトウェア
ものによってはWebカメラの映像を映す設定に切り替えることができます。
自分の利用しているソフトウェアがどうなっているのか、ショートカットキー等の確認を忘れずに行ってください。 - ブラウザ
基本的にはブラウザをキャプチャしないほうがいいと思います。
それでも移す必要があるのであれば、普段使いとは別インスタンスを用意し、それを利用したり、お気に入り等は引き継いでしまいますがプライベートモードで実行すべきです。 - IME
変換履歴やユーザー辞書が事故の要因となりえます。
一応都度オンオフすればいいですが、忘れたりすると事故の要因となるので普段からオフにしておくことを推奨します。 - OS
真偽はわかりませんが、ゲームによってはOSの情報等を利用するものもあると聞いたことがあります。
OSのユーザー名等の個人情報も可能であれば削っておきましょう。
現実周り
- 自分
寝落ち、配信の切り忘れで余計なものが写ったりするらしいです。
可能であれば、配信ソフトや配信サイトと連携して配信中だと一目でわかる目印を表示したりしたいですね。(具体的な手段検討中。パトライトによる物理的な表示か、ディスプレイにクリック透過の最前面で表示する等?)
個人特定につながるような話題を出すべきではありません。
また、地声、しゃべり方、しぐさなんかも気を付けるといいかもしれません。 - 自分以外
同居人、隣人、来客には気を付けましょう。
また、選挙カーなど、屋外の音にも気を付けましょう。
基本的に自分の声以外は入らないようにすべきです。