テフロウのおぼえがき

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ライブ動画配信における表現方法のアイデア

ライブ動画配信について

昨今、ライブ動画配信が盛り上がっています。
しかし、その際にただ画面を映すだけでは、退屈ですし差別化も難しいでしょう。
その際に、配信を盛り上げたり差別化するための表現方法について思いついたものを列挙してみようと思います。アイデアだけですので実現方法については今回は省略します。

私は動画配信したことないし、しばらくする予定もないですが、備忘録と誰かの参考になればというつもりで書いておきます。
単に表現を増やすだけだと、情報量が増えて見づらくなることもあると思いますので、状況に応じて使い分けてください。

配信者の状態を反映する表現

  • デプスカメ
    配信者の各身体部位を三次元で取得できるカメラです。
    ボーン、表情、視線、指先なんかが容易に取得できるみたいなので特に全身表示するタイプのアバターを利用する際に選択肢になると思います。
  • webカメラ
    Live2D等のソフトウェアを利用して特に胸から上を表示するタイプのアバターを利用する際に選択肢になると思います。胸から上の動き、表情、手あたりの表現ならこれで十分だと思います。
    とはいえ、現状webカメラでもソフトウェア側でデプスカメラと同じようなことができるようになってきているみたいです。実装はまだあまりないようですが、mediapipeでwebカメラでもボーン、表情、視線、指先が取得できるようです。
  • 脈拍計
    PCに接続できるタイプの脈拍計を探す必要がありますが、現在の興奮状況が分かるため、感情の振れ幅が大きいシーンで使うと面白いと思います。
  • アルコール度数計
    PCに接続できるタイプのアルコール度数系を探す必要がありますが、飲酒を行いながらの配信であれば、泥酔具合が数字で分かるため面白いかもしれません。
    スマートウォッチに搭載する計画があるようですので、それ以降は導入が容易になるかもしれません。
  • アイトラッカー
    配信者が画面のどこを見ているか表示するため、ゲームや動画なんかのコンテンツでどこを見ているかが分かるようになります。どこを見ているか、どこを見たいようにしているかがネタになると思います。
  • ハンドトラッカー
    アバターを用いた身振り手振りの補助に使えるかもしれない。
    基本的にデバイスが高価となりがち。認識範囲等に制限があるが、価格的に導入が容易そうなのはLeap Motion
  • VR機器
    全身の身体部位の情報を取得できる。
    基本的にモーションキャプチャーはカメラで十分だと思うので、配信のために購入するというよりは持っていたら導入するほうがいいと思います。
  • ウェアラブルカメラ
    配信者の一人称視点での映像を配信することができる。
    何かの主観的な体験を配信する際に向いている。
  • イヤホン状バイノーラルマイク
    配信者の一人称視点での音を配信することができる。
    PC外の音しか入力されない都合、何かの主観的な体験を配信する際に向いている。
  • 脳波計
    PCに接続できるタイプの脈拍計を探す必要がありますが、現在の脳波状況が分かるため、思考の振れ幅が大きいシーンで使うと面白いと思います。ただし脳波をそのまま表示しても分かりにくいので、どのような状態か分かりやすいように変換してあげる必要があると思います。
  • キーボード、マウス、コントローラー入力
    現在の入力デバイスの入力状況を表示する。
    主にゲーム配信等で利用できると思います。
    ただし、普通にプレイしている際の入力は興味を惹かないことが多いので、スーパープレイなど異常な操作が起こる場合に使うほうがいいでしょう。

画面情報の追加

  • 画面にお絵かき
    配信画面にお絵かきしましょう。
    お絵かきソフトウェアを配信ソースの一番上レイヤーに配置し、白をクロマキーとします。
    この際、どこに何を描いているかわかりにくい場合は、お絵かきソフトウェアをサイズ調整と半透明化し、配信プレビューに重ねましょう。
    お絵かきチャットのようなものを利用すれば、自分以外からの描き込みも配信することができます。
  • ポン出し
    SEなんかを出すためのデバイスやソフトウェアのこと。状況に応じてBGMやSEを鳴らして配信を盛り上げる。
    一般的なデバイスやソフトウェアの場合、音を割り当てる入力ボタンの数が少なかったり、ウィンドウを切り替える必要があるため、配信PCとは別にポン出し用のPCを用意し、ファイルをキーボード入力で呼び出す形にすると、対応する単語を覚える必要がありますが、数十数百の音から瞬時にポン出しできるようになります。
    私の場合は、raspberry piに音楽再生用のソフトとバッチを入れて、特定の単語から特定の音源を呼び出せるようにしています。配信用のPCに音を渡すのはLine入力でもWeb経由でもどちらでもいいです。
  • コメント表示、読み上げ
    ライブ動画配信のコメントを画面に表示する。
    盛り上がりを表示したかったり、視聴者側による配信の盛り上げに利用できると思います。話のネタにしたり、間を持たせる効果があると思います。
    実際は動画配信サイトで表示されるため、利用目的は別途ライブ動画を利用した動画を利用する際や、複数の配信サイトで並列配信する場合のためになると思います。
    また、コメントに反応してデバイスやソフトウェアに何かの動作をさせるのも面白いと思います。
    コメントに反応して生体に餌を与えるライブカメラなんかを見たことがあります。
  • 360度配信
    あまり利用されていませんが、Youtubeライブ配信は360度配信が可能です。
    ライブカメラ向けではありますが、360度の映像は情報量は増え、見たい箇所を視聴者に選択させることができ、面白いと思います。

画面情報の変換

  • ボタンに応じてのソース追加
    ゲーム時等に、スコア画面を表示するボタンを押すのと同時に名前を隠すためのソースを表示するなどが需要あるかもしれないと考えています。
  • 声質変換、音声合成
    自身の声を公開したくない、特徴的なものにしたいときに利用すると思います。
    声質変換については別記事を書いていますのでそちらを参照ください。
  • 色調変換
    画面の彩度を下げたり上げたりすることができます。
    シーンに応じて変えれば面白いこともあるかもしれない。
  • クロマキー
    クロマキースクリーンを用いることで背景を変更したり、特定の部分を別の映像で上書きすることができます。
  • 映像遅延
    一番は放送事故防止。
    映像だけ遅延させることで、解説風、予言風の演出をすることができるかも。
    また、ゲームプレイ時に映像を遅延させ、プレビュー画面を見ながらプレイすることでわざとらしさが少ない意図的な下手プレイの演出なんかもできるかも。下手プレイって一定数の需要があるようなので。

まとめ

せっかく動画配信するならできる限り面白くしてほしいってことでアイデア共有。

そのうち動画配信してみたいな。